FC2ブログを運用されている方の中には、「自分で削除したい」、「運営者や閲覧者から削除申請が出されて削除されてしまったものを復元したい」等の要望がある方もいると思います。
その際に適切な処理をしないと、うまく自分のブログが削除できなかったり、運営者や閲覧者に悪印象を与えてしまったりすることも。
そこで今回は、FC2ブログの削除に頭を悩ませている方に向けて、他人のFC2ブログを削除する方法や、自分のFC2ブログが削除されてしまった際の対処法などを解説していきます。
FC2はアメリカのラスベガスに本拠を構える、全世界ユーザー数2,500万人を誇る無料のブログ作成・閲覧サービスです。
無料で利用できるため、まずブログを始めたい方に人気となっています。
ただ手軽さ故に、その内容が不適切だと感じられて、閲覧者にブログの削除申請を出されてしまったり、あまりにも過激な内容だと運営から削除されたりすることもあります。
FC2ブログを活用していて、主軸となる活動をやめる際にFC2ブログも削除したいという方向けに、自分のブログを削除する方法を解説していきます。
自分のブログを削除したい場合は、ブログ管理画面メニューを開いて「記事の管理」をクリック。
削除したい記事にチェックを入れて「一括削除」をクリックすれば削除が完了します。
注意点は「一度削除したブログは元に戻すことができません。」
活動を続ける上で、ブログの一部を削除したいこともあるでしょう。
そういった場合に、うっかり消したい内容と違うブログを削除してしまうことがあります。ただし、復元させることはできないため、注意が必要です。
他人のブログが不適切だと感じて削除を依頼したい場合、以下の方法で対応してもらえます。
1つずつ見ていきましょう。
一般的なのは、投稿者に削除依頼を申し出る方法です。
FC2内でコメントを書くだけならユーザー登録をする必要はありません。
そのため、手軽にコンタクトを取ることができます。
削除を依頼する際は、なるべくどこがどう不適切なのかを具体的に説明することが大切です。
可能であれば他のブログの削除事例を並べて説明すると、対応してもらいやすくなります。
どちらにせよ削除してもらえるとは限らないため、対応してもらえれば御の字という気持ちで削除申請をしてみてください。
運営者に削除依頼を問い合わせることで、不適切なブログの削除対応をしてもらえることもあります。
投稿者に削除依頼をする場合と同様に、どのあたりが不適切な内容なのかを明示することが大切です。
FC2には利用規約があり、その規約に違反している場合は削除される可能性が高いと言えます。
そのため、運営者に利用規約のどこに抵触しているブログなのかを伝えましょう。
運営者に問い合わせても削除してもらえないことがあります。
その場合は弁護士に相談し、削除依頼を代行してもらいましょう。
運営者に削除依頼をする場合は、FC2の利用規約が遵守されているブログなら削除されないことが多いです。
しかし、弁護士に相談するとFC2の利用規約の範囲だけでなく、法的に問題があるところを突いて削除依頼をしてもらうことができます。
この方法ならブログ削除まで進めてもらえる可能性が高いですが、裁判にもつれこむ可能性もあるため、削除までに時間がかかることを把握した上で相談してみてください。
もし自分のブログが削除された場合は、そのブログを復活させることはできません。
しかし、これから書くブログを削除させられないように予防することは可能です。
その方法として、以下の2つが挙げられます。
1つずつ見ていきましょう。
まず前提として、ブログはユーザーからの依頼で削除されるだけでなく、運営側から削除されることもあります。
一時期FC2ブログの凍結祭りが話題となりました。運営がFC2内のブログを巡回していて、不適切な内容だと判断すれば削除してしまうのです。
数年前にブログ管理の体制が変わってから削除事例が増えているため、露骨なアフィリエイトブログ等はなるべく避けるのが安全です。
もし自分のブログが削除されてしまった場合、コンテンツ内容を見直すことが大切です。
他のブログサービスと違って扱えるジャンルが多いため、ブログ削除の対象になるラインがどのあたりかわかりづらいと感じる方も多いかもしれません。
そのため他の方のブログも参考にしながら、今後の削除予防対策に活かせるように見直していきましょう。
もう1つの方法はFC2ブログを使わずに別のブログサイトを使う方法です。
FC2ブログは無料で使える点やビッグネームを活用した集客ができる点がメリットとして挙げられます。
しかし、誰かが運営するサービスを使わせてもらっている以上、利用規約が定められており、ブログ内でできることには制限があるのです。
そのため、FC2を使わずに規約の異なる別のブログサービスを利用することで状況が改善する可能性があります。
また、レンタルサーバーを借りて独自ドメインでブログ運営をすることもおすすめです。
これなら利用規約に阻まれず、自由にコンテンツを扱うことができます。
状況に合わせて自分でブログを削除したり、逆に他人にブログを削除させられたりすることがあります。
自分または自社の活動のために、まずはしっかりと規約を確認することが大切です。
場合によっては、他で多くの方から批判されている内容や、炎上につながっている内容を把握した上で、コンテンツを作成していくことも必要かもしれません。