総合転職エージェントである株式会社ワークポートは、専門性の高い「転職コンシェルジュ」が求職者と企業のマッチングをサポートしています。 求人企業から受け取った情報をもとに社内で作成する「求人票」はサービスにおいて重要な役割を果たします。アディッシュでは求人票の記載に不備がないかという審査業務を支援。「求人票」の質を向上させる取り組みとアディッシュの審査サービス活用方法を、明島様と大田様のお二人にお伺いしました。
大田様:外部へは依頼しておらず、求人票の審査はすべて自社内で行なっていました。当初は1日約200件の審査を私一人で担当していたのですが、他の業務もあったので時間的にかなりハードでした。
こういった状況下では、見落としなどのクオリティ面での不安もあり、外部への依頼を検討していました。
大田様:求人票を審査する基準は100個以上ありとても複雑なため、正直なところ全部共有できるのかという不安はありました。ただマンパワー的な限界もあったので思い切って外部の力を借りる決断をしました。
アディッシュの審査サービスをお選びいただいた決め手は何だったでしょうか。
大田様:一言で言うと「コスパが良い」というのがありました。お値段とサービス内容のバランスが良かったんですよね。
また、「求人票」には公表すべきではない情報というものがあります。審査においては、このような情報に対してアンテナを張ることが重要です。この感覚を共有できる会社にお願いしたいと思っていました。
大田様:当時、70ページもある求人審査基準に関する資料をお送りさせていただいたかと思います。その資料とあわせて、日々のやりとりをしながら十分にキャッチアップしていただいたので、不安は解消できました。
明島様:公表すべきでない情報をキャッチするという点で着実に対応いただいています。その他にも外部に公開する求人には様々な記載ルールがあります。やりとりを通じてルールを柔軟に調整することで、公開する情報を確実に管理できているのでありがたく感じています。
大田様:求人票を作成した社員から、「審査が厳しい!」という意見がくるたび、「こんなに細かくチェックしてくれているんだ」と感心しますね。
また、対応について疑問があればすぐに聞けるという体制も、安心感に繋がっています。
明島様:「求人数の多さ」が一つですね。IT専門時代に築いてきた企業との強いリレーションがあるため、非公開を含めた求人案件をたくさんお預かりしています。
さらに、2014年からは総合転職エージェントとして取り扱う領域を拡大したことで、保有する求人数も一層増えています。
また、これからのフェーズは数だけでなく、案件の「質」を最重視していきたいと考えています。
審査を外注し精度を上げていくことで、より顧客満足度やマッチング精度の向上を目指していきたいですね。
明島様:ワークポートでは顧客満足度向上のための取組みに注力しており、ここ最近では顧客満足度調査に力を入れています。
これまで感覚値に頼っていた部分を数値化するなどして厳しく管理し、見える化しています。
また、自社開発したシステムを通じて回収している顧客アンケートの結果を即座に確認し、全社で共有しています。
そのため、スピード感を持って課題を改善できる環境があります。
各SNSアカウントを通じて情報発信に活用しています。Facebook(https://ja-jp.facebook.com/workport/)をはじめ、「大崎みなと」(https://twitter.com/minato_owp)や「品川つばさ」(https://twitter.com/tsubasa_swp)というイメージキャラクター名義でTwitterから情報発信するといった取り組みも行っています。そうすることで、転職潜在層への接点を増やし、ワークポートの認知度向上につなげていければと考えています。
ただ、まだやり切れているという感覚はなく、いわゆるインタラクティブなコミュニケーションは今後の課題だと思っていますね。
明島様:弊社のサービスは求職者様に求人を紹介し、求人企業様に人材を紹介するものです。その中心には「求人票」があります。現在、全社的に「企業様の魅力の伝わる求人票にしよう!」という取り組みを積極的に行っています。企業様の魅力をより多く伝え、企業様のニーズに合った求職者様をご紹介することで、よりマッチング精度を上げていきたいと考えています。
大田様:ワークポートのサービスにおいて「求人票」は一番重要なポイントです。ただ求人票に関する取り組みはまだ走り出したばかりですので、ここからが正念場だと思っています。求人票のクオリティを上げてより質の高いサービス提供につながるよう、頑張っていきたいと思います。