不正決済対策サービス
決済機能を組み込んだサービスやアプリの運営業者を対象に不正決済対策を代行します。不正目的で架空の情報を登録したり、複数アカウントを悪用して不正な取引を行うなど、不正決済にもさまざまなパターンが存在します。それらのデータを蓄積し、傾向を分析しながら24時間365日体制で目視チェックを実施。モニタリングするだけでなく継続的な改善に向けた運用設計まで踏み込んだ支援を提供いたします。
対応可能業務
本人確認の代行、事前・事後の不正検出と運用代行、レポーティング など
不正決済への対策が求められる背景

- テクノロジーの進化により、今や世界中でキャッシュレス決済の仕組みが普及しています。そのような中で日本は根強い現金信仰と、クレジットカード決済の手数料の高さなどの理由からキャッシュレス決済比率は18.4%※と、その取り組みが大きく遅れている状況です。しかし日本政府はインバウンド事業の推進等を背景に、2018年4月にはキャッシュレス決済率を2027年までに40%へ引き上げる「キャッシュレス・ビジョン」を発表。キャッシュレス決済基盤を提供する事業者に向けた補助金制度や小売店に対する一定期間の税制優遇を検討し、QRコードを利用したキャッシュレス決済の普及に本腰を入れつつあります。 ※「キャッシュレス・ビジョン」2018年4月 / 経済産業省 商務・サービスグループ 消費・流通政策課 より また、スマートフォンの普及に伴いユーザーである消費者からも利便性の高い決済サービスへの需要が高まり、実際に「PayPay」や「Line Pay」、「楽天Pay」や「Amazon Pay」といったQRコード決済サービスが話題になっています。今やスマートフォンで各種サービスやアプリを活用する際、どのような決済手法を利用できるのかも利用者の満足度や使い勝手への評価に直接関わるポイントと言えます。 キャッシュレス決済が浸透し消費者の利便性が向上する一方で、考えなくてはならないのが不正決済の問題です。実際に、悪意を持った第三者にクレジットカードを不正利用されるトラブルが発生しています。ユーザーの資産へ損害を与えるため、決済基盤を提供する企業や連携するサービスを運営する事業者は少しのミスも出したくない場面です。そのためには不正目的で登録するユーザーの傾向分析や不正登録させない仕組みづくり、あやしいアカウントがないかのチェックと発見時の対処が必要です。決済事業者にとって、適切なリスク対策の実施とその精度の追求が重要な課題となっています。
アディッシュの不正決済対策サービス
アディッシュが提供する不正決済対策サービスの礎には、ソーシャルリスニングやコミュニティサイト監視などのモニタリングサービスで培ったリスク対策の豊富な実績とノウハウがあります。 それらの実務を熟知する人材とインターネットサービスの運営設計コンサルタントとで、お客様の専任チームを構成。単純なモニタリング業務や代行作業にとどまらず、ノウハウを生かした分析、問題定義、運用設計、改善までプロジェクト全体の管理を行い、安全に向けた取り組みをサポートします。決済機能を組み込んだサービスを運営する事業者の悩み
アディッシュの不正決済対策サービスの強み
1.安心のクオリティで常時サポート可能
アディッシュは実績豊富なソーシャルリスニングサービスを通じ、インターネットサービスのリスク対策に精通したプロ集団です。そのノウハウを持ったお客様専任のチームが均一化したクオリティで不正決済の予防と検知を実施。24時間365日体制で常時トラブルに備えられるため、お客様は安心して他の業務に集中できます。2.スペシャリストによる継続的な改善提案
単なる不正検知の作業に止まらず、不正登録・利用の傾向分析やデータの蓄積、レポーティングにより、最適なリスク対策を実施します。必要に応じてスペシャリストが初期の業務設計から参加し、継続的な改善と安定運用への道すじをつけながら不正決済対策プロジェクトを総合的にサポートします。対応業務とサービス提供イメージ
対応業務
あらかじめ定められた検出条件や規定にしたがって不正利用を検出し、登録や利用決済の可否を決定します。またトラブルをデータ化して蓄積し、その後の対策に反映するとともに、適時レポートを行います。
不正検出条件 | 不正検出規定 | |
事前検知 |
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事後検知 |
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サービス提供イメージ
不正決済対策のフローの一例をご紹介します。
お客様の業務体制に応じて、対応範囲は柔軟に調整します。

本人確認
事前の検知
事後の検知
ユーザー
adish
システム
登録申請
本人確認書類
登録不可
不正 チェック
判断
NG
OK
システム
システム
登録可能
利用不可
登録情報 チェック
判断
NG
OK
システム
利用可能
決済
決済NG
決済OK
決済 チェック
判断
NG
OK
システム
1. ノウハウがない
具体的な対策として何から着手するべきか、どのように改善を進めるべきか、効果的な対策・効率的な運用がわからない。2.リソースが足りない
いざという時に迅速な対応が迫られるが、改善業務や都度の対処に人手を割く余裕がなく、不正決済対策に関しては通常運用と切り離して進めたい。