2013年の春ごろから、コンビニエンスストアや飲食店などにおいて、社員やアルバイト店員が不誠実な行動を写真に撮り、それをTwitterなどのSNSに投稿するという事例が数多くニュースになりました。これらの投稿は、すぐにインターネット掲示板を中心に話題となって炎上、あとから企業が対応に追われるというケースがほとんどでした。
このような従業員を発端とした炎上の場合、厳格で誠実なことはもちろん、できるだけ迅速な対応も非常に重要です。そのためには、すでに炎上が盛り上がっている状態で発見したのでは遅く、従業員の不適切な活動そのものをキャッチすることが必要になります。
そこで、多くの企業で考えている対策が「従業員投稿のモニタリング」です。従業員のSNS上の投稿をモニタリングして、リスクの高い発言をおこなっていないかどうかをチェックするものです。不適切なコメントを投稿した場合には、従業員に注意を促します。炎上のリスクが非常に高い場合には、相応の対応を迅速におこないます。