「キズナアイ」などの登場によって人気が広まったVtuber(Virtual YouTuber)。
いまやYouTubeに留まらず、3Dアバターなどのバーチャルアバターやバーチャルキャラクターで配信を行う人を指す総称となっており、Vtuberの増加に伴って配信サービスも拡大しています。
代表的なVtuber専用ライブ配信サービスをまとめました。
https://le.wrightflyer.net/reality/
グリー株式会社グループの株式会社Wright Flyer Live Entertainmentが提供する、世界初のVTuber専用ライブ配信プラットフォーム。
2018年10月には、スマホだけで簡単にアバターを作成できるiOS向けアプリ「REALITY Avatar」の正式運用も開始され、簡単にVTuberとしてデビューできるようになった。
※Android版は2018年内リリース予定
2018年8月6日、VTuberカテゴリである「V-Liver」を新設し、100名以上のV-Liverによる配信を開始。
リアルイベントへの出演やオーディション、既存ライバーとのコラボレーション企画など、日本No.1のライブ配信アプリ「17 Live」の特徴を活かした企画が豊富。
https://www.showroom-live.com/
2018年3月1日「東雲めぐ」というSHOWROOMER(SHOWROOM版のVTuber)が活動を開始。バーチャルキャラクターのライブ配信が可能となった。
株式会社Candeeが提供するVTuberに特化したライブ配信コミュニティサービス。スマホでもPCでも視聴できる。
スタート時点でも総勢120人以上のVTuberが参加するなど、有名VTuberも多い。2018年11月9日にはギフトのリニューアルを実施し、無料ギフトだけでなく可愛い有料ギフトも利用可能になった。
スマホの前面カメラで表情を認識して、キャラクターにリアルタイムになりきることができる配信アプリ。
選べるキャラクターやカスタマイズが現状ではあまり多くないが、その分操作がシンプルで簡単に使える。
ニコニコ動画を運営する株式会社ドワンゴと、株式会社インフィニットループが設立した新会社「株式会社バーチャルキャスト」が運営・提供するVRライブ・コミュニケーションサービス。
VRヘッドセットを利用してバーチャルキャラクターになりきってVR空間のスタジオから配信を行えるのが特徴。視聴はPCやスマホからできる。
他人のスタジオに飛び込んでコミュニケーションできる「凸機能」があり、配信者同士のコラボレーションも可能。
株式会社ドワンゴと株式会社S-courtが開発・提供するスマホ向けバーチャルライブアプリ。動画配信アプリ「nicocas」を使ってニコニコ生放送で配信が出来る。
スマホで直感的に簡単にキャラクターが製作でき、カスタマイズもヘアタイプやボディ、コスチュームなど細かく設定できるのが特徴。
iPhone X/iPhone Xs/iPhone Xs Maxでは配信者の表情をリアルにキャラクターに反映できるフェイストラッキング機能・AR機能に対応している。
また、今後バーチャルキャストとの連携も予定されている。
「『ガチ恋距離』(恋に落ちそうなほど近い距離感)でリアルタイムにコミュニケーションが取れる」ことを掲げるライブ配信アプリ。
リアルタイム性に特化した業界初の「モーションライブ方式」が特徴。モーションデータをユーザーにリアルタイムに配信する方式により「低遅延(平均0.3秒)」「低通信量(1時間あたり約100MB)」「高画質(画質の劣化が起こらない)」の快適な配信が楽しめる。
https://www.mirrativ.co.jp/emomo
ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ(ミラティブ)」に追加された3Dアバター機能。
「Mirrativ」内でバーチャルキャラクターになりきって生配信やゲーム配信ができる。スマホでカスタマイズでき、配信中の利用者の「声」に反応して動く。
株式会社トライフォートが提供するバーチャルタレントライブ配信アプリ。2019年春に正式版を公開する予定で、現在先行体験の募集を行っている。
特許出願中のAIによるリアルタイムモーションキャプチャーや3D変換技術を活用し、ユーザーの顔の動きや表情、体の動きもバーチャルキャラクターに反映可能。スマホだけで簡単にハイクオリティなバーチャルタレントとして活動できる。
VTuber人口は急速に増加しており、VTuber市場もますます拡大するものと思われます。
サービスや機能の拡張が予定されているVTuber専用のライブ配信プラットフォームに今後も注目したいところです。