監視用語集 | インターネットモニタリングのアディッシュ

アーンドメディア - 監視用語集 - インターネットモニタリングやSNS・コメント監視に対応

アーンドメディアとは消費者やユーザーが情報の起点となる、ブログやSNSなどのメディアを指す。「アーンド(earned)=信用や評判を獲得する」という意味から名づけれたメディアであり、「オウンドメディア」、「ペイドメディア」と共に「トリプルメディア」として戦略を立てることが多い。

アーンドメディアは消費者、ユーザーを中心として機能するため企業としてはコントロールしにくいという側面を持つ。SNSなどアーンドメディアで拡散する情報は必ずしも企業にとってポジティブな内容ばかりではなく、いわゆるネット炎上のリスクもある。
一方で消費者やユーザーを通じて情報が拡散するため、企業が直接情報を発信する「オウンドメディア」と比較して信頼度が高いという特長がある。また、その他のメディアよりも低コストで高い拡散効果を期待できることから多くの企業が活用している。

拡散する情報の取捨選択は消費者、ユーザーに委ねることになるが、企業としても魅力ある情報を提供していくことも重要になる。単に製品の仕様について情報を発信するだけでは、拡散は期待できない。ユーザーが周囲に「教えたい」と思う情報は何かを見極めることが求められている。
そのため、「消費者の声」としてユーザーが書き込む内容を傾聴していくこともアーンドメディアの活用方法である。

リスク管理と信頼構築のバランス戦略

ただ、誤った情報や悪意のある口コミが「信憑性のある情報」として短時間で広範囲に拡散される場合や、さらに、良い意図でSNSなどに投稿した内容が、何らかの理由で逆効果を生み出す場合に対しては注意しなくてはならない。このようなリスクを管理し、迅速に対応するためには、ソーシャルリスニング等の平時対策の徹底でリスクを監視し事前に検知することが肝要である。また、今後リスクに発展するような投稿がないかという視点から自社の評価(レピュテーションリスク)を把握しておくことも大切である。アーンドメディアの性質を十分に理解し、トリプルメディア戦略の一部として考えることが効果の最大化につながる。

アディッシュでは、ソーシャルリスニングにより、ネット上の反応をリアルタイムで監視し、問題が大きくなる前に早期に対応することが可能です。
特にどのようなリスクを把握するべきかのご提案からリスク検知の仕組みづくり、運用までSNS炎上監視を一気通貫でサポートします。詳しくはソーシャルリスニングのご紹介ページをご覧ください。