不特定多数のユーザーが、インターネット上で情報発信し、1対多、多対多でコミュニケーションをとることができる媒体のこと。ユーザーが自由に情報を発信・共有することができ、情報の拡散性の高さが特徴として挙げられる。
ソーシャルメディアは、ネット環境さえあれば誰でも閲覧できるオープンなサービスが主だが、特定のユーザーのみ閲覧可能とする機能を持ち合わせている場合もある。
企業で活用する場合は、ユーザーコミュニティとして運営するなど、一部の顧客に限定した情報発信を行うことで、顧客との関係性向上を図る用途で利用されることがある。
ソーシャルメディアを代表的するものとしてYouTubeやブログなどのオープンなサービスが挙げられるが、@コスメや食べログのように、商品の口コミを収集する目的や、Yahoo!知恵袋のように質問を投稿して回答を募集するなど、情報収集を目的に利用されることも多い。
一方で、LINEやFacebook、TwitterのようなSNSでは、ひとりのユーザーが投稿した情報を任意のユーザーに時系列で表示させる「タイムライン機能」を使って状況を共有したり、mixiやGREEのように、同じ趣味・嗜好を持つ人達が集まって特定のトピックについて情報交換や交流を図るものがある。
SNSにはダイレクトメッセージ機能を備えているものが多く、他と比べて1対1のコミュニケーションがとりやすい。
最近ではマーケティングの一環で、ソーシャルメディアを利用する企業が急増している。例えば商品のPRを行い、それに対する生の声を拾い、商品改善に活かしている。
企業がソーシャルメディアを活用する際に心得ておくことは、中長期的なビジョンを持ち、ターゲットを明確にすること。ユーザーのリアルな声に耳を傾け、商品を改良し、いかにして魅力的に宣伝するかを考えていくことが重要である。
弊社のソーシャルリスニングサービスでは、企業様の代わりに様々なソーシャルメディアから生の声を拾い上げ、項目ごとに分類してお届けするというサービスを行なっております。お気軽にお問い合わせください。