広告審査サービスの導入例
ここ数年、企業のプロモーション活動においてインターネット広告の存在感が急速に増しています。SNSが広く普及し5Gの本格的な利用が始まった今、インターネット広告の中でもとりわけ期待が寄せられているのが動画広告です。そこで考えなくてはいけないのが広告の品質問題です。動画に限らず広告全般に言えることですが、近年消費者保護の観点から景表法や薬機法などの改正が頻繁に行われており、消費者庁による摘発事案は後を絶ちません。
広告を制作する事業者や広告代理店としては、動画広告が制作後にお蔵入りとなってしまったり課徴金の対象となるような事態は回避したいところです。しかも一度消費者から悪い印象を持たれてしまうとブランドイメージの回復はとても難しいもの。そのため事業者サイドでは、消費者庁からの注意喚起を意識しつつ、近い業界で起きているトラブルなどにも広く注意を払っていく必要があるのです。ところが、スタッフが動画広告の制作や関連する法律に明るくなくノウハウ不足に悩む企業は少なくありません。
今回のクライアントもそうした悩みを持つ企業の一つです。薬機法に関わる商品の動画広告を受託している動画制作会社で、これまで配信前の審査業務は社内の法務部門が担当していました。しかし動画広告のニーズが高まる中で、すでに本来の法務の業務から逸脱してリソースを逼迫している状況や専門性という観点から従来の体制を続けていくのは難しいと判断。専門性のある第三者企業へチェックを依頼する運びとなりました。
アディッシュの強みは、オウンドメディアやSNSの投稿監視、動画監視といったモニタリング事業を幅広く実施してきた経験と実績・ノウハウです。この知見を元に動画広告でも精度の高い広告監視が可能であり、素早く体制を構築できる点を評価され、動画広告制作フローの一端を担っています。