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2024.06.16

【2024年版】ソーシャルリスニングツール12選

昨今、「ソーシャルリスニング」への関心が高まっています。
主な目的は2つで、風評被害や炎上の早期検知/防止といったリスク管理が1つ。
顧客ニーズの多様化や、サービスのコモディティ化のスピードが上がったことに対応するためにマーケティング活動に活かすためというのが2つ目です。
前者では、自社サービスの至らない点や、自社の社員による情報漏洩が無いか等を確認し、何かあれば早期に対応することで、影響を最小限に留める狙いがあり、後者では、常に顧客のニーズを把握し続けることで、顧客の獲得やLTV向上に寄与する情報を集めるためにソーシャルリスニングを行うケースが多いです。

いずれも効率的に情報を収集し、分析したデータをどう活用するかが求められます。効率化のためには、全て自社社員が人力で実施するのではなく、ツールや支援会社を利用することが考えられます。 今回は、ソーシャルリスニングに有効なツールをまとめました。ツールごとに得意分野が異なるため、検討中の方は実際に利用する場面を想像しながら参照してみてください。

※いずれも当社メンバーが確認した時点の情報のため、変更されている可能性があります。
 正しい情報は各社に問い合わせてご確認ください。

ソーシャルリスニングツール1:BuzzFinder

X(旧Twitter)、ブログ、掲示板、ニュース、Facebook、 Instagram等を含む膨大なクチコミをリアルタイムに分析するソーシャルメディア分析ツール。NTTコム・オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が提供。

<機能・特徴>

  • 前日のツイート量と主な話題をデイリーで伝えてくれる
  • 指定した条件でツイートが急増した場合にアラートメールでお知らせしてくれる
  • X (旧Twitter)投稿を対象にリアルタイムで分析する「トレンド分析」や、分析対象のクチコミがポジティブなのか、もしくはネガティブなのかを判別し、抽出する

<価格>

  • 月額料金:88,000円

ソーシャルリスニングツール2:Hootsuite

175か国以上の、2,200万人以上が利用している等、海外でも人気の高いソーシャルメディア運用ツール。

<機能・特徴>

  • モニタリングだけではなく、X(旧Twitter)やFacebook、Google+、LinkedInなど複数のソーシャルメディアへの予約投稿等ができるので、ソーシャルメディア運用に関わる労力や時間を大幅に削減することができる
  • 投稿に最適なタイミングが分かり、競合とのパフォーマンスの比較ができる等の、分析機能も豊富。

<価格>

  • プロフェッショナル、チーム、エンタープライズと3種類のプランがあり、プロフェッショナルとチームプランは、月額12,999円、39,000円と定められており、30日間の無料トライアルも可能。

ソーシャルリスニングツール3:TweetReach

Twitterのハッシュタグ・キーワードの解析ツール。

<機能・特徴>

  • 使い方が簡単
    検索窓にTwitter上で調べたいキーワードやハッシュタグを入力するだけ。
  • 直近のツイート数と想定のリーチ数を確認することが可能。
    どれだけの人にツイートが届いたのかを計測できる。
  • ユーザー毎の総ツイート数や、指定キーワード/ハッシュタグを含んだツイートのタイムラインを表示。
  • ツイートの中でだれが拡散に貢献しているのか、どのツイートが最もリツイートされたのかの確認。

<価格>

  • 無料でも利用可能。その場合、取得できるツイート数は200件まで。
  • 有料プランはSTARTER、ADVANCED、ENTERPRISEの3種類で、月額3,950円、35,500円、632,375円と定められている。
    年間一括払いの場合は20%OFFとされている。

ソーシャルリスニングツール4:メルトウォーター

15のソーシャルメディアチャネル、テレビ、ラジオ、27万のグローバルニュース紙媒体、2万以上のポッドキャストをモニタリング・分析できるツールも保有。

<機能・特徴>

  • モニタリングや分析、さまざまなSNSへの情報発信管理など機能が豊富。
  • リアルタイムで自社及び競合他社のモニタリングをすることが可能。必要なニュースや情報を入手できる。
  • 数十、数百のSNSアカウントを一括管理しそれぞれを一貫した指標を用いて、フォーマンスを一つのプラットフォームで確認できる。
  • また、複数のソーシャルチャネルでの投稿スケジュールを設定可能。各チャネルに適した画像形式にプラットフォーム上で整えられる。
  • インフルエンサーマーケティングの支援機能もある。
    3,000万人以上のインフルエンサーから、AIが条件に合ったクリエイターを探し出せる。また、インフルエンサーの採用や、契約と支払いの管理も可能。
  • 24時間年中無休のグローバルカスタマーサポート。

<価格>

  • 非公開

ソーシャルリスニングツール5:Social Mention

ソーシャルメディアの検索および分析プラットフォーム。

<機能・特徴>

  • 自社サービスやブランドについて、あらゆる所で発信されたものを、ポジティブ、ネガティブ、中立にカテゴライズすることが可能。
    認知度と影響力の範囲を測定し、投稿を見た可能性のあるユーザーの量が分かる。
  • 関連する業界ニュース等の収集も可能。

<価格>

  • 無料で利用可能。
  • 制限無く利用したい場合は、有償にする必要がある。

ソーシャルリスニングツール6:Social Insight

株式会社ユーザーローカルが提供しているソーシャルリスニング(分析)ツール。

<機能・特徴>

  • SNS上の発信から、ファンの特徴(男女、年齢、地域やネットリテラシーなど)を簡単に把握できる「クチコミ分析(傾聴)」
  • 国内のSNSユーザー2600万人のアカウント、企業Facebookページ120万件、数百億件の投稿データ、5500万枚の写真、220万件の動画データなどを保持しており、競合他社アカウントとのファン層の違いやエンゲージメント率の比較調査をできる「SNSアカウント分析」
  • 複数アカウントへのコメント一元管理や、予約投稿・返信管理ができる「投稿管理」
  • X(Twitter)、Instagramで行うキャンペーンの応募者データの収集・抽出、当選者への連絡、参加者レポート作成を行える「SNSキャンペーン」。

<価格>

  • 非公開

ソーシャルリスニングツール7:ブームリサーチ

Twitterやブログなどのソーシャルメディア上の膨大なクチコミデータを収集・分析・共有し、生活者の”声”をマーケティングのヒントに変えるソーシャルリスニングツール。

<機能・特徴>

  • 国内最大級のクチコミデータベース。
  • 80種類以上の分析メニューがある。
  • X(旧Twitter)、2ちゃんねる、ブログ、Yahoo知恵袋、教えて!goo、テレビ番組・CM、Webニュース等が分析対象
    最長3年2カ月前までさかのぼって各メディアのクチコミデータを調べることが可能
  • ソーシャルメディア分析では、属性での分析も可能

<価格>

  • 初期費用 10万円(税抜)
  • 月額費用 18万円〜(税抜・年間契約で割引あり)

ソーシャルリスニングツール8:コミュニケーションエクスプローラー

ソーシャルメディア上の文章(クチコミ)の意味を解析し、商品・サービスやブランドに対する意識など投稿者(ユーザー)の「気持ち」を定量化し、レポートするASPサービス。

<機能・特徴>

  • 文章の意味を理解できる自然言語意味理解エンジンを活用している。
  • 高精度の感性(ポジ・ネガなどの感情)判定等を活用することにより、効率的に生活者のインサイトが把握できる。3段階48分類の感性での分析。
  • 分析結果をエクセル、パワーポイント形式でダウンロード可能。

<価格>

  • 初期費用 10万円(税抜)
  • 月額費用 10万円〜(税抜)
  • 分析レポート 30万円(税抜)

ソーシャルリスニングツール9:Insight Intelligence

ネット(ソーシャルメディア)上にある膨大なクチコミ(年間50億件以上)を分析するSaaSツール。

<機能・特徴>

  • 話題分析:いつどんな内容が話題になっていたのかを俯瞰的に把握可能
  • 拡散プロセス分析:どんな要因で話題が拡散したのかを簡単に把握
  • プレ/ポスト分析:プロモーション期間前後の口コミ量 / 口コミ内容を比較する「プレ / ポスト分析」を行える
  • ブランド比較(特徴語比較):自社ブランド / 競合ブランドなど複数のトピックの間で、口コミの特徴を比較できる
  • ユーザー分析:トピックについて話題にしているユーザーがどんなユーザーであるのかを分析できる
  • メディア分析:トピックに関して影響力のある記事およびメディアが分かる

<価格>

  • 2週間の無料トライアル有り

ソーシャルリスニングツール10:Zanroo

東南アジアNo.1のグローバル ソーシャル リスニングシステム。日本国内はもちろん、ASEAN諸国においては、全言語に完全対応する等、海外のSNS分析が可能。

<機能・特徴>

  • X(旧Twitter)・Instagram・Facebook・YouTube・TikTokなど、幅広いソーシャルメディアを網羅
  • タイ、マレーシア、インドネシアなど、ASEAN諸国の言語に完全対応。ASEAN現地の情報を収集・分析可能。
  • 国やジャンルごとに最適なインフルエンサーや有力メディアを特定。
    様々なSNSを横断してインフルエンサーの投稿パフォーマンス、トレンド状況をふまえて評価できるため、最適なインフルエンサーを見つけることができる。
  • 訪日外国人や訪日前外国人の動向調査もできる。
  •  様々なSNS(X、Instagram、Facebook、YouTube等)の複数チャネルへ一括投稿が可能。
  • デザインツールCanvaやフリー素材サービスと連携

<価格>

  • 非公開

ソーシャルリスニングツール11:クチコミ@係長

ソーシャル・ビッグデータをリアルタイムに収集・蓄積し、自由な切り口で検索・分析するための、1,000社以上が導入するクラウドサービス。

<機能・特徴>

  • 2ちゃんねる(5ちゃんねる)のデータをはじめ、X(旧Twitter)やアメブロ、はてなブログなど、国内最大級のデータから口コミを検索することができる。設定可能な検索ワードが豊富。
  • ツールのレスポンスが早い。
  • 口コミしたユーザーを、男女・地域・年代・職業といった様々な属性に分類し分析できるので、どのタイプのユーザーがサービス・商品のどんな点に関心があるのかを細かく知ることができる。
  • 柔軟にカスタマイズできるダッシュボードで、リアルタイムにモニタリングできる。

<価格>

  • 初期費用 10万円(税抜)
  • 月額基本利用料 14万円~(税抜)

ソーシャルリスニングツール12:見える化エンジン

X(旧Twitter)、Instagram、Blog等から、トレンドの把握や顧客体験の見える化、リスク検知等ができるプラットフォーム。

<機能・特徴>

  • 年代や性別等の属性の特徴や、感情判定機能、投稿の特徴の時系列の推移が見られる。SNS上で新しく生み出された語句やそのエンゲージメント率を把握することができ、販促施策の反響調査にも用いることが可能。
  • リスク検知では、潜在リスクがあるキーワードのピックアップや、ネガティブなワード群を元にクレームの多い商品の集計等が可能。

<価格>

  • 非公開

まとめ-自身での運用が大変ならアウトソーシングという手も

このようにソーシャルリスニングツールにもさまざまな種類がありますが、機能や得意とする使い方は製品によって違います。もしご自身でソーシャルリスニングを行うために検討されているのであれば、十分使いこなせそうか、使うことでどの程度期待している効果が得られるのかを事前に確認することがとても重要です。できるだけ具体的な利用場面を想定し、操作性やサポート範囲など、自身にあったツールを探しましょう。

ただ、リスク管理でもマーケティング活動のための分析でも、ソーシャルリスニングを実施される方は幅広い業務を抱えている場合が多いもの。なかなか時間を捻出できないというお悩みも多く聞かれます。

アディッシュではソーシャルリスニングサービスを提供しており、目的にあわせた運用設計を含め、24時間365日体制で専任スタッフがお手伝いします。利用するツールもお客様の環境にあわせて対応できますので、ノウハウに不安のある方やリソース不足にお悩みの方はお気軽にお問い合わせください

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アディッシュのモニタリングソリューション「MONI」

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アディッシュのモニタリングソリューション「MONI」

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